ラ・キャピテル・デュ・ドメーヌ・ド・バロナーク 2010

真紅の光沢を備えた赤ルビー色の外観。

香りには力強さと上品さがあり、ユーカリの葉、ブラックペッパー、焙煎のアロマが特徴的です。エアレーション後には、スミレの花やアカスグリのような酸味を含んだ小粒赤果実のノートが一層ほのかに広がります。

アタックはとにかくなめらかで、温かみがあり飲み心地の良いたっぷりとしたテクスチュアが楽しめます。タンニンはビロードのようにしなやかで溶け込んでいます。焙煎およびカカオっぽさのある含み香は見事に香りとまとまり、全体として、魅力的な果実味によって形作られているワインです。

後味は調和良く、余韻の長さと高い複雑性を備えています。

2010

ラ・キャピテル・デュ・ドメーヌ・ド・バロナーク 2010

アッサンブラージュ 56 % 大西洋系品種
50 % メルロ種
6 % カベルネ・フラン種

44 % 地中海系品種
36 % シラー種
8 % マルベック種

テイスティングコメント

真紅の光沢を備えた赤ルビー色の外観。

香りには力強さと上品さがあり、ユーカリの葉、ブラックペッパー、焙煎のアロマが特徴的です。エアレーション後には、スミレの花やアカスグリのような酸味を含んだ小粒赤果実のノートが一層ほのかに広がります。

アタックはとにかくなめらかで、温かみがあり飲み心地の良いたっぷりとしたテクスチュアが楽しめます。タンニンはビロードのようにしなやかで溶け込んでいます。焙煎およびカカオっぽさのある含み香は見事に香りとまとまり、全体として、魅力的な果実味によって形作られているワインです。

後味は調和良く、余韻の長さと高い複雑性を備えています。

2010年は非常に雨が多く(年降水量650ミリメートル)全体的に涼しい一年でした。冬の寒さは厳しく雨も多く、平年より1.5度低めの平均気温を記録しています。1月から3月の期間には3度にわたって降雪が観測されました。

萌芽は4月3日から14日にかけて進み、温暖かつ乾燥傾向の天候の中、平年より1週間遅れとなっています。
春は降水量も多く低温続きで、5月4日には降雪がありましたが、植物の生育には影響が及ばない程度のものでした。このような天候状況でも、開花は平年並みの6月2日から14日に進みました。
夏は暑く乾燥傾向でしたが、地下水位は高く、ブドウ樹にとっては良好な生育環境となりました。着色は最も早熟品種のメルロ種から7月31日に始まり、8月29日にはグルナッシュ種で完了しました。
収穫作業は良好な天候の中で行いました。10月10日には強い雨に降られましたが、 ブドウの完璧な熟成状態に影響は出ていません。

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