ドメーヌ・ド・バロナーク 2015

濃厚で深みのある外観。ガーネット色の光沢。
香りには、ブラックベリーやブルーベリーといった黒果実を思わせる濃醇な果実香が広がり、ガリーグを想起させる香りも感じられます。甘い風味のスパイスやリコリスのアロマも加わって、ますます彩り豊かなアロマパレットが楽しめます。
’濃厚かつ凝縮感のあるアタック。その後はじわりと溶け込んだ、とにかく美味な味わいへと広がりを見せ、上品で絹のように織り目の詰んだタンニンが全体を引き立てています。バルサム系あるいはチョコレートやリコリスを感じさせるノートが全体をさらに調和良く整えています。
バランスのとれたみずみずしい後味。黒果実やインセンス(お香)のアロマが余韻となって後味に残ります。

2015

ドメーヌ・ド・バロナーク 2015

アッサンブラージュ 76 % ボルドー系品種 :
57% メルロ
15% カベルネ・フラン
4% カベルネ・ソーヴィニヨン

24% 地中海系品種 :
13% シラー
11% マルベック

樽内育成 25 % 新樽
75 % 1−3年使用樽

テイスティングコメント

濃厚で深みのある外観。ガーネット色の光沢。
香りには、ブラックベリーやブルーベリーといった黒果実を思わせる濃醇な果実香が広がり、ガリーグを想起させる香りも感じられます。甘い風味のスパイスやリコリスのアロマも加わって、ますます彩り豊かなアロマパレットが楽しめます。
’濃厚かつ凝縮感のあるアタック。その後はじわりと溶け込んだ、とにかく美味な味わいへと広がりを見せ、上品で絹のように織り目の詰んだタンニンが全体を引き立てています。バルサム系あるいはチョコレートやリコリスを感じさせるノートが全体をさらに調和良く整えています。
バランスのとれたみずみずしい後味。黒果実やインセンス(お香)のアロマが余韻となって後味に残ります。

2015年の冬はまとまった雨に恵まれ、地下水位の十分な上昇が得られました。寒さが続いた2月(月平均気温は平年値を1.5度下回る)を経て、3月は温暖な月となりました。
萌芽は3月28日にシラーから始まり、4月10日にはカベルネ・ソーヴィニヨンも芽を吹き、ドメーヌにおける平年どおりの日程で進みました。
4月および5月は平年の平均気温を1度上回る暑い月となりました。4月には十分な降雨がありましたが、5月は乾燥した天候が続き、降水量は12ミリメートルにとどまりました。
このような天候のもとで開花は早めに迎え、花の時期は5月26日から6月7日にかけて進みました。6月および7月は暑く、降水量は平年並みでした(気温は平年値を1.5度上回る)。
着色も平年より10日ほど早く、メルロに関しては7月22日に始まり、カベルネ・フランも8月14日には着色を迎えています。
8月および9月の天候のおかげで、ブドウは完璧な衛生状態を保ちながらゆっくりと熟度を進めました。結果、理想的な条件のもとで収穫を迎えることができました。収穫作業は平年より14日ほど早く完了しています。

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