ラ・キャピテル・ド・バロナーク 2014

暗さのある外観で、美しいガーネット色を縁どる紫かかった光沢が印象的。

香りは、とにかくエレガント。刈り取られた牧草やスミレ花、そして濃厚な黒果実のアロマが広がり、ペッパーやスパイスのノートと交じり合っています。

味わいのアタックはしなやかかつ風味ゆたかで、たっぷりとした丸みを含み、みずみずしい果実のアロマが徐々に広がりを見せます。味わいの中盤では、サテンのようになめらかなテクスチュアとビロード感のあるタンニン、リコリスやブラックオリーブの香りが楽しめます。

後味の余韻は長く、エレガントで、実に美味なるワインです。

2014

ラ・キャピテル・ド・バロナーク 2014

アッサンブラージュ 57% ボルドー系品種
47% メルロ
10% カベルネ・フラン

43% 地中海系品種
26% シラー
17% マルベック

テイスティングコメント

暗さのある外観で、美しいガーネット色を縁どる紫かかった光沢が印象的。

香りは、とにかくエレガント。刈り取られた牧草やスミレ花、そして濃厚な黒果実のアロマが広がり、ペッパーやスパイスのノートと交じり合っています。

味わいのアタックはしなやかかつ風味ゆたかで、たっぷりとした丸みを含み、みずみずしい果実のアロマが徐々に広がりを見せます。味わいの中盤では、サテンのようになめらかなテクスチュアとビロード感のあるタンニン、リコリスやブラックオリーブの香りが楽しめます。

後味の余韻は長く、エレガントで、実に美味なるワインです。

2014年は極めて暖かい冬からスタートし、年始3ヶ月の平均最高気温は平年値を2度上回る数値を記録しています。

結果、萌芽は早期に迎えました。平年より12日早く、3月17日にはシラーが芽吹き、4月1日にカベルネ・ソーヴィニヨンで完了しています。

続く4月は雨が多く温暖で、5月および6月には低温かつ乾燥した日が続きました。

花の時期は6月2日から6月13日にかけて進み、平年より2日ほど遅いスタートでした。

7月および8月はかなり低温で、定期的に降雨がありました。

着色は8月2日にシラーから始まり、平年より4日ほど遅れをとりながら8月27日にカベルネ・フランで完了しています。

9月および10月は暑く雨の少ない月となりました。おかげでブドウは最適なコンディションで熟度を上げ、衛生面でも優れた状態が保たれました。

収穫は10月いっぱい、良好な天候のもとで行ないました。

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