ラ・キャピテル・ド・バロナーク 2017

ガーネット色の外観、真紅の光沢。

エレガントで洗練された香り。濃厚な黒果実のアロマに、刈り草やスミレの花のノートが交じり合って香ります。

濃醇でストラクチュアの素晴らしいアタック。まろやかで柔らかいタンニンに支えられた、果実味たっぷりの上質な素材感が味わいの中盤にかけて広がります。摘みたて果実の美味しさと豊かなアロマ表現、そこにスパイスやリコリスの香りが交じり合って、さらなる風味と調和をもたらしています。

後味は濃く、余韻も長く、果汁感たっぷりの黒果実とスパイスのノートが最後まで香ります。

2017

ラ・キャピテル・ド・バロナーク 2017

アッサンブラージュ 45 % メルロ
42 % シラー
13 % マルベック

樽内育成 1〜2回使用樽内で6ヶ月間
シャトー・ムートン・ロスチャイルドの樽を再利用

テイスティングコメント

ガーネット色の外観、真紅の光沢。

エレガントで洗練された香り。濃厚な黒果実のアロマに、刈り草やスミレの花のノートが交じり合って香ります。

濃醇でストラクチュアの素晴らしいアタック。まろやかで柔らかいタンニンに支えられた、果実味たっぷりの上質な素材感が味わいの中盤にかけて広がります。摘みたて果実の美味しさと豊かなアロマ表現、そこにスパイスやリコリスの香りが交じり合って、さらなる風味と調和をもたらしています。

後味は濃く、余韻も長く、果汁感たっぷりの黒果実とスパイスのノートが最後まで香ります。

サン・ポリカルプ村における2017年は、2003年以来の暑さと2006年以来の乾燥した天候が特徴的だった1年でした。冬は温暖で乾燥した日が続き、それでも3月には十分な降雨(132ミリメートル)があり、土壌地下水位の上昇を助けました。

萌芽はかなり早めで3月18日に観測されています。平年より5日早めの日程です。

春の時期の気温は高く、降水量は平年並みで、花の時期は平年より10日ほど早めの日程で5月22日から6月5日にかけて進みました。

6月、7月および8月は暑く(+1.5℃)、平年より乾燥した(降水量はマイナス20 %)天候が続きました。

着色の観測も早めで、7月24日にスタートし、8月5日に終了しています。収穫はメルロを皮切りに9月13日から開始し、平年より17日早めの日程でした。10月5日、カベルネ・ソーヴィニヨンの区画での作業を最後に終了しました。

ブドウ果実の衛生状態は完璧で、通常よりサイズは小さめでした。乾燥した天候の影響もあり、同ヴィンテージの平均収量は42ヘクトリットル/ヘクタールで、平年と比べて15 %ほど低減しています。

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