ラ・キャピテル・ド・バロナーク2023

ほとんど黒に近い、濃い真紅の色調。ラ・キャピテル・ド・バロナーク2023年はたくましさと豊かな風味が印象的なワインです。
砂糖漬け黒系果実、カシス、ブラックベリー、スパイス、ガリーグを思わせる香りが広がり、タバコのニュアンスがほのかに香ります。
芳醇で果実味豊かな味わい。
優雅でなめらかなタンニンが全体をバランスよく支えています。
リコリスやカカオの芳ばしいニュアンスが後味の余韻に残ります。

2023

ラ・キャピテル・ド・バロナーク2023

アッサンブラージュ 68% シラー
22% メルロ
10% マルベック

テイスティングコメント

ほとんど黒に近い、濃い真紅の色調。ラ・キャピテル・ド・バロナーク2023年はたくましさと豊かな風味が印象的なワインです。
砂糖漬け黒系果実、カシス、ブラックベリー、スパイス、ガリーグを思わせる香りが広がり、タバコのニュアンスがほのかに香ります。
芳醇で果実味豊かな味わい。
優雅でなめらかなタンニンが全体をバランスよく支えています。
リコリスやカカオの芳ばしいニュアンスが後味の余韻に残ります。

2022年から2023年にかけての冬は、降水量は少なく(特に2月)かつ暖冬傾向でした。その結果、ブドウ樹の生育スピードも加速され、シャルドネは3月20日に萌芽(芽吹き)を迎えています。これは2022年並みの早期日程です。赤ワイン用ブドウに関しては、4月初旬の寒波の影響もあり、萌芽は4月5日から13日にかけてと若干遅めの生育スタートでした。幾度か霜害も心配されましたが、畑への影響は出ていません。

シャルドネは5月最終週に開花を迎え、カベルネ・ソーヴィニヨンは「南国」を思わせる天候のもと、6月上旬に開花を観測しています。2ヶ月間の総降水量は180ミリで、気温の高さも相まって(特に6月)、ベト病の繁殖が活発化。特にメルロの収量に若干の影響が生じています。その後は北西の風の効果で病害の広がりは抑えられ、収穫までの期間、良好な衛生状態が保たれています。7月および8月初旬は涼しく、果実着色は遅めかつゆっくりと進みました。8月17日から24日の期間は酷暑に見舞われ、4日間にわたって日陰温度が43℃に達しています。それでも、土壌は十分に水分を蓄えており、ブドウ樹は水分ストレスに苦しむことなく順調に果実成熟を進めました。ただ、酷暑は9月に入っても和らぐことなく、雨不足も伴って果粒サイズは小さいままで、赤ワイン用品種の収量に若干の影響が生じています。白ブドウ区画では8月28日に収穫がスタートし、9月8日に終了しています。赤ワイン用ブドウの収穫はその数日後の9月12日 にスタートし、10月4日まで続きました。収穫時の果実の衛生状態は極めて良好です。