ラ・キャピテル・デュ・ドメーヌ・ド・バロナーク 2008年

深みのある赤ガーネット色。高い明澄度を備えています。

トースト香やバニラ香といった繊細なノートに続いて、小粒黒果実やベルガモット、ペパーミントおよび各種スパイスといった、より濃厚なノートが広がります。地中海系品種の特徴的香りです。

味わいのアタックは実にしなやかです。アロマパレットはエレガントで、白タバコのノートと完熟果実のアロマを基調とします。濃密かつ優しくなめらかなタンニンは、上質な瑞々しさと相まって、ワインに気品と力強さ、たっぷりと豊かな風味をもたらしています。

後味には果実味と温かみが活きており、心地よい余韻が楽しめます。

2008

ラ・キャピテル・デュ・ドメーヌ・ド・バロナーク 2008年

アッサンブラージュ 53 % 大西洋系品種
53 % メルロ

47 % 地中海系品種
19 % メルベック
18 % シラー
10 % グルナッシュ

テイスティングコメント

深みのある赤ガーネット色。高い明澄度を備えています。

トースト香やバニラ香といった繊細なノートに続いて、小粒黒果実やベルガモット、ペパーミントおよび各種スパイスといった、より濃厚なノートが広がります。地中海系品種の特徴的香りです。

味わいのアタックは実にしなやかです。アロマパレットはエレガントで、白タバコのノートと完熟果実のアロマを基調とします。濃密かつ優しくなめらかなタンニンは、上質な瑞々しさと相まって、ワインに気品と力強さ、たっぷりと豊かな風味をもたらしています。

後味には果実味と温かみが活きており、心地よい余韻が楽しめます。

2008年は乾燥傾向で、天候に関しては異例と呼べる年でした。

冬の時期の気温は穏やかで(平年値を1.5℃上回る平均気温を記録)、非常に乾燥した天候(降水量は平年値の50%、2007年11月1日から2008年3月31日までの雨量は125ミリメートル)が続きました。春および夏の天候は、降水量は平年並みで、気温はむしろ冷涼(平年値を1℃下回る平均気温を記録)でした

萌芽は早めで、3月18日にはまずメルロの萌芽が観測され、4月1日にカベルネ・ソーヴィニヨンにおいて完了しています。
花の時期は6月2日から18日まで続き、これはドメーヌにおける通常どおりの日程です。
着色は最も早熟品種のメルロで8月1日に始まり、グルナッシュにおいて8月31日に完了しています。

良好な天候条件のもと、収穫作業は10月に行ないました。ポリフェノールが最適熟度を得るのを待って収穫出来ています。

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