ラ・キャピテル・デュ・ドメーヌ・ド・バロナーク 2009年

濃く鮮やかな外観。紫かかった光沢。

香りは表現豊かで濃厚。焙煎系およびリコリスのノートを含む芳しいアロマパレットが楽しめます。その後、カシスやキルシュチェリーの果実のアロマが広がりを見せます。

アタックには瑞々しさと豊かな表現が備わり、非常に上質。濃密さとしなやかさ、そして調和が感じられるストラクチュア。シルクのようになめらかなタンニンは見事に溶け込んでおり、上質なバランスの酸も含んでいます。後味の余韻は長くボリューム感があり、果汁感たっぷりの完熟果実の風味によって、その魅力が一層引き立てられています。

2009

ラ・キャピテル・デュ・ドメーヌ・ド・バロナーク 2009年

アッサンブラージュ 58% 大西洋系品種
46 % メルロ
10 % カベルネ・フラン
2 % カベルネ・ソーヴィニヨン

42% 地中海系品種
29 % シラー
7 % マルベック
6 % グルナッシュ

テイスティングコメント

濃く鮮やかな外観。紫かかった光沢。

香りは表現豊かで濃厚。焙煎系およびリコリスのノートを含む芳しいアロマパレットが楽しめます。その後、カシスやキルシュチェリーの果実のアロマが広がりを見せます。

アタックには瑞々しさと豊かな表現が備わり、非常に上質。濃密さとしなやかさ、そして調和が感じられるストラクチュア。シルクのようになめらかなタンニンは見事に溶け込んでおり、上質なバランスの酸も含んでいます。後味の余韻は長くボリューム感があり、果汁感たっぷりの完熟果実の風味によって、その魅力が一層引き立てられています。

2009年は雨が多く(総降水量605ミリメートル)、過去6年平均と比較して、より気温の高い年でした。

冬の時期には寒く雨の多い天候が続きましたが、3月にはかなり高めの気温(平年値を0.4℃上回る)を記録しています。

萌芽は1週間ほど早め、かつ短期間に進みました。3月19日にメルロが芽吹き、3月24日にカベルネ・フランで完了しています。
低温かつ雨の多かった4月を経て、5月は暑く乾燥した月となりました。

花の時期は5月28日から6月11日にかけて進み、これはドメーヌにおける通常どおりの日程です。
夏は気温の高さ(特に8月は平均気温22.9℃を記録)と限られた雨量によって特徴づけられます。
7月25日にはメルロの着色が始まり、8月24日にグルナッシュにおいて完了しています。

9月は暑く乾燥した日が続き、非常に上質な熟度を得たブドウが早い段階で収穫出来ています。収穫作業は平年より1週間ほど早めに行ないました。

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