ドメーヌ・ド・バロナーク 2018

非常に濃厚で深みのある外観。濃い赤ガーネット色。

明澄度も高く輝きがあります。複雑性に優れ、とにかくフィネスたっぷりの香り。非常にエレガント。香ばしいスパイスのアロマが広がります。

エアレーション後、野イチゴ、ラズベリー、ブラックベリーといった赤果実を煮詰めたアロマとミネラル香とが交じり合って香ります。アタックは非常にみずみずしく、しなやかでエレガント。素材の良さがうかがえ、タンニンも完璧に溶け込んでいます。味わい中盤にはスパイスおよびトーストパンのニュアンスとともに、アルコール漬け果実の風味が広がります。タンニンはしなやかでありながらたくましく、巧みに調整された力強さが印象的なワインです。

後味にはメンソールやペッパーを感じさせるみずみずしさが残ります。並はずれて濃密な余韻です。複雑なアロマはこのヴィンテージ特有です。みずみずしい風味と濃醇さとの完璧なまでのバランス。ドメーヌ・ド・バロナークのこれまでのグラン・ヴァンの中でも特に傑作年です。

2018

ドメーヌ・ド・バロナーク 2018

アッサンブラージュ 47 % メルロ
25 % カベルネ・フラン
21 % シラー
5 % マルベック
2 % カベルネ・ソーヴィニヨン

樽内育成 フランス産オーク材の樽内で12か月
25 % 新樽
75 % 1-3回使用樽内で6か月

テイスティングコメント

非常に濃厚で深みのある外観。濃い赤ガーネット色。

明澄度も高く輝きがあります。複雑性に優れ、とにかくフィネスたっぷりの香り。非常にエレガント。香ばしいスパイスのアロマが広がります。

エアレーション後、野イチゴ、ラズベリー、ブラックベリーといった赤果実を煮詰めたアロマとミネラル香とが交じり合って香ります。アタックは非常にみずみずしく、しなやかでエレガント。素材の良さがうかがえ、タンニンも完璧に溶け込んでいます。味わい中盤にはスパイスおよびトーストパンのニュアンスとともに、アルコール漬け果実の風味が広がります。タンニンはしなやかでありながらたくましく、巧みに調整された力強さが印象的なワインです。

後味にはメンソールやペッパーを感じさせるみずみずしさが残ります。並はずれて濃密な余韻です。複雑なアロマはこのヴィンテージ特有です。みずみずしい風味と濃醇さとの完璧なまでのバランス。ドメーヌ・ド・バロナークのこれまでのグラン・ヴァンの中でも特に傑作年です。

1月は暖冬でしたが、2017年 – 2018年の冬は過去数年と比べると気温が低く、2月27日には最低気温氷点下9度を記録しています。萌芽のスタートは3月24日に観測され、これはドメーヌにおける平年並みの日程でした。

冬と春にはたっぷりと雨が降りました。4月、5月および6月の気温は平年並みではありましたが、開花は数日の遅れを取っています。6月1日からメルロの区画で花が咲き始め、カベルネ・ソーヴィニヨンは6月16日に完了しています。

7 月は雷雨に見舞われることも多く、暑い月でした。8月および9月には暑く乾燥した天候が続きました。着色は8月2日から8月25日にかけて進みました。

夏の終わりの暑さの影響で、メルロの収穫は平年より数日早めの9月28日にスタート。収穫最終日は10月17日、マルベックの区画での作業でした。ぶどうはいずれも最適熟度で収穫できています。赤ワイン用ぶどうの平均収量は当初の予想どおり、47ヘクトリットル/ヘクタールです。

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