ドメーヌ・ド・バロナーク 2008

濃く鮮やかな赤ガーネット色の美しい外観。

濃厚で明瞭な香り。各種スパイス、バラ花、オードヴィー漬けプルーンの繊細なアロマが広がります。エアレーション後には、ほのかに焙煎のノートがあらわれます。

アタックはしなやかでフィネスを感じさせます。味わい中盤では、官能的でテロワール表現豊かな上質なタンニンがたちまち際立ち、若さ特有の瑞々しさがその魅力を一層引き立てています。

果実味は前面に出過ぎることなく控えめですが、それでも力強さを増し、後味に余韻の長さとたっぷりとした風味、そして調和の良さをもたらしています。

2008

ドメーヌ・ド・バロナーク 2008

アッサンブラージュ 79% 大西洋系品種
57% メルロ
18% カベルネ・フラン
4% カベルネ・ソーヴィニヨン

21% 地中海系品種
12% シラー
9% マルベック

樽内育成 25% 新樽
75% 1〜3年使用樽

テイスティングコメント

濃く鮮やかな赤ガーネット色の美しい外観。

濃厚で明瞭な香り。各種スパイス、バラ花、オードヴィー漬けプルーンの繊細なアロマが広がります。エアレーション後には、ほのかに焙煎のノートがあらわれます。

アタックはしなやかでフィネスを感じさせます。味わい中盤では、官能的でテロワール表現豊かな上質なタンニンがたちまち際立ち、若さ特有の瑞々しさがその魅力を一層引き立てています。

果実味は前面に出過ぎることなく控えめですが、それでも力強さを増し、後味に余韻の長さとたっぷりとした風味、そして調和の良さをもたらしています。

2008年は乾燥傾向で、天候に関しては異例と呼べる年でした。

冬の時期の気温は穏やかで(平年値を1.5℃上回る平均気温を記録)、非常に乾燥した天候(降水量は平年値の50%、2007年11月1日から2008年3月31日までの雨量は125ミリメートル)が続きました。春および夏の天候は、降水量は平年並みで、気温はむしろ冷涼(平年値を1℃下回る平均気温を記録)でした。

萌芽は早めで、3月18日にはまずメルロの萌芽が観測され、4月1日にカベルネ・ソーヴィニヨンにおいて完了しています。

花の時期は6月2日から18日まで続き、これはドメーヌにおける通常どおりの日程です。

着色は最も早熟品種のメルロで8月1日に始まり、グルナッシュにおいて8月31日に完了しています。

良好な天候条件のもと、収穫作業は10月に行ないました。ポリフェノールが最適熟度を得るのを待って収穫出来ています。

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