赤ガーネット色の外観は色鮮やかで、美しい輝きが備わっています。
第一次香は濃厚で明瞭な香り。果実香が際立っています。エアレーションによって、カシスのアロマからスギやユーカリのほのかなノートへと変化を見せます。
アタックは瑞々しく鮮明で、黒果実の心地良い風味やカカオっぽさのあるノートがたちまち含み香にあらわれます。
味わいの中盤には、力強さとたっぷりとした豊かさがあり、濃密でフィネス溢れるタンニンによってその魅力が一層引き立てられています。
後味はエレガントで、アロマの余韻の長さは特筆に値します。
2009
アッサンブラージュ
80% 大西洋系品種
61% メルロ
13% カベルネ・ソーヴィニヨン
6% カベルネ・フラン
20% 地中海系品種
12% シラー
8% マルベック
樽内育成
25% 新樽
75% 1〜3年使用樽
テイスティングコメント
赤ガーネット色の外観は色鮮やかで、美しい輝きが備わっています。 第一次香は濃厚で明瞭な香り。果実香が際立っています。エアレーションによって、カシスのアロマからスギやユーカリのほのかなノートへと変化を見せます。 アタックは瑞々しく鮮明で、黒果実の心地良い風味やカカオっぽさのあるノートがたちまち含み香にあらわれます。 味わいの中盤には、力強さとたっぷりとした豊かさがあり、濃密でフィネス溢れるタンニンによってその魅力が一層引き立てられています。 後味はエレガントで、アロマの余韻の長さは特筆に値します。
2009年は雨が多く(総降水量605ミリメートル)、過去6年平均と比較して、より気温の高い年でした。 冬の時期には寒く雨の多い天候が続きましたが、3月にはかなり高めの気温(平年値を0.4℃上回る)を記録しています。 萌芽は1週間ほど早め、かつ短期間に進みました。3月19日にメルロが芽吹き、3月24日にカベルネ・フランで完了しています。 低温かつ雨の多かった4月を経て、5月は暑く乾燥した月となりました。 花の時期は5月28日から6月11日にかけて進み、これはドメーヌにおける通常どおりの日程です。 夏は気温の高さ(特に8月は平均気温22.9℃を記録)と限られた雨量によって特徴づけられます。 7月25日にはメルロの着色が始まり、8月24日にグルナッシュにおいて完了しています 9月は暑く乾燥した日が続き、非常に上質な熟度を得たブドウが早い段階で収穫出来ています。収穫作業は平年より1週間ほど早めに行ないました。
バロン・フィリップ・ド・ロスシルド社その他のウェブサイト
ソーシャルメディア
ソーシャルメディアでバロナークをシェアしましょう
LinkedInTwitterFacebookGoogle PlusPinterest