ラ・キャピテル・ド・バロナーク・ルージュ(赤)2024年の魅力はふたつのスタイルの融和です。ペッパーやスパイスといったシラー由来の地中海的スタイル、そしてメルロに象徴される大西洋的スタイル。後者は野イチゴやチェリーが香り、ほのかなキャラメルのニュアンスが甘味感を添えます。表現豊かで十分に開いた味わい。なめらかなタンニンが生み出す、整った瑞々しさが印象的。試飲終盤までスパイスのニュアンスが持続し、果実本来の風味をさらに調和よく引き立てます。
2024
アッサンブラージュ
49% メルロ
36% シラー
9% カベルネ・フラン
6% コット
樽内育成 75%樽内熟成(新樽不使用)、25%タンク内熟成
テイスティングコメント
ラ・キャピテル・ド・バロナーク・ルージュ(赤)2024年の魅力はふたつのスタイルの融和です。ペッパーやスパイスといったシラー由来の地中海的スタイル、そしてメルロに象徴される大西洋的スタイル。後者は野イチゴやチェリーが香り、ほのかなキャラメルのニュアンスが甘味感を添えます。表現豊かで十分に開いた味わい。なめらかなタンニンが生み出す、整った瑞々しさが印象的。試飲終盤までスパイスのニュアンスが持続し、果実本来の風味をさらに調和よく引き立てます。
2023年から2024年にかけての冬は、暖冬傾向かつ雨の少ない日が続きました。その結果、ブドウ樹はかなり早い日程で生育スタートを切り、シャルドネは3月18日には萌芽(芽吹き)を観測。シュナン・ブランもそれに続きました。一方で、赤ワイン用ブドウの萌芽は3月25日から4月2日と、若干遅めの日程でした。この時期に気温の低下が観測されたことが原因です。その後は暑く乾いた天候と冷涼で雨の多い天候が交互に訪れ、花の時期も5月15日から6月7日と長期にわたりました。夏シーズンに入っても同様の気温変動が見られ、同時に軽度の水不足も生じています。近年と比較すると着色時期は遅めで、白ブドウ区画と赤ブドウ区画との開きも大きく、果実着色は7月22日から8月26日と長期にわたりました。白ブドウの収穫は好天の下で8月30日にスタートし、9月11日に終了。その13日後には赤ワイン用ブドウの収穫がメルロからスタート。その後にシラーが続き、10月11日にカベルネ・ソーヴィニヨンで終了しています。完璧な熟度かつ衛生状態も抜群。秀逸なバランスとスパイシーな風味、優れたストラクチャーが備わったブドウが収穫出来ています。
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