ドメーヌ・ド・バロナーク 2024

ドメーヌ・ド・バロナーク・グラン・ヴァン・ルージュ(赤)2024年は、味わいの深みが印象的なワインです。最初の瞬間から複雑なアロマがたっぷりと漂い、スモーキーさやタバコのニュアンスとともに、ほのかに香るグラファイトが全体を引き立てます。完璧な熟度の赤系および黒系果実。地中海を感じさせるハーブ、特にタイムが香ります。ストラクチャーは極めてエレガント。テクスチャーには密な織り目のタンニンを含み、瑞々しさとの調和が印象的です。複数ブドウ品種を巧みに用いた見事な構成。バニラやスパイスがほのかに香り、試飲終盤まで濃密なアロマ表現が持続します。バロナーク特有の魅力が詰まった新たな秀逸ヴィンテージの誕生です。

2024

ドメーヌ・ド・バロナーク 2024

アッサンブラージュ 55% メルロ
18% シラー
14% カベルネ・フラン
10% コット
3% カベルネ・ソーヴィニヨン

樽内育成 26%新樽、うち40%は600L樽

テイスティングコメント

ドメーヌ・ド・バロナーク・グラン・ヴァン・ルージュ(赤)2024年は、味わいの深みが印象的なワインです。最初の瞬間から複雑なアロマがたっぷりと漂い、スモーキーさやタバコのニュアンスとともに、ほのかに香るグラファイトが全体を引き立てます。完璧な熟度の赤系および黒系果実。地中海を感じさせるハーブ、特にタイムが香ります。ストラクチャーは極めてエレガント。テクスチャーには密な織り目のタンニンを含み、瑞々しさとの調和が印象的です。複数ブドウ品種を巧みに用いた見事な構成。バニラやスパイスがほのかに香り、試飲終盤まで濃密なアロマ表現が持続します。バロナーク特有の魅力が詰まった新たな秀逸ヴィンテージの誕生です。

2023年から2024年にかけての冬は、暖冬傾向かつ雨の少ない日が続きました。その結果、ブドウ樹はかなり早い日程で生育スタートを切り、シャルドネは3月18日には萌芽(芽吹き)を観測。シュナン・ブランもそれに続きました。一方で、赤ワイン用ブドウの萌芽は3月25日から4月2日と、若干遅めの日程でした。この時期に気温の低下が観測されたことが原因です。その後は暑く乾いた天候と冷涼で雨の多い天候が交互に訪れ、花の時期も5月15日から6月7日と長期にわたりました。夏シーズンに入っても同様の気温変動が見られ、同時に軽度の水不足も生じています。近年と比較すると着色時期は遅めで、白ブドウ区画と赤ブドウ区画との開きも大きく、果実着色は7月22日から8月26日と長期にわたりました。白ブドウの収穫は好天の下で8月30日にスタートし、9月11日に終了。その13日後には赤ワイン用ブドウの収穫がメルロからスタート。その後にシラーが続き、10月11日にカベルネ・ソーヴィニヨンで終了しています。完璧な熟度かつ衛生状態も抜群。秀逸なバランスとスパイシーな風味、優れたストラクチャーが備わったブドウが収穫出来ています。