ラ・キャピテル・ド・バロナーク 2018

明澄度の高い、輝きのある外観。深みのある濃厚な深紅、赤ガーネット色の光沢。

力強くかつ繊細な香り。スモーキーな、焙煎コーヒーを思わせるアロマが最初に広がり、ガリーグに生えるハーブ、その後、黒果実、カシス、ブラックベリーのニュアンスと巧みに交じり合います。アタックにはしなやかでゆたかな風味。味わい中盤もとても芳醇。素材の良さが際立ちます。

果実味、ビロード感、チェリーを思わせる上質な風味。確かなストラクチュアとみずみずしい果実感とが調和を奏でます。

後味までたくましく、ブラックペッパーやクローブといったスパイスのニュアンスが広がるとともに、はつらつとした風味は最後まで健在。素晴らしい余韻が残ります。

2018

ラ・キャピテル・ド・バロナーク 2018

アッサンブラージュ 53 % メルロ
28 % シラー
18 % マルベック
1 % カベルネ・フラン

樽内育成 1-2回使用樽内で6か月

テイスティングコメント

明澄度の高い、輝きのある外観。深みのある濃厚な深紅、赤ガーネット色の光沢。

力強くかつ繊細な香り。スモーキーな、焙煎コーヒーを思わせるアロマが最初に広がり、ガリーグに生えるハーブ、その後、黒果実、カシス、ブラックベリーのニュアンスと巧みに交じり合います。アタックにはしなやかでゆたかな風味。味わい中盤もとても芳醇。素材の良さが際立ちます。

果実味、ビロード感、チェリーを思わせる上質な風味。確かなストラクチュアとみずみずしい果実感とが調和を奏でます。

後味までたくましく、ブラックペッパーやクローブといったスパイスのニュアンスが広がるとともに、はつらつとした風味は最後まで健在。素晴らしい余韻が残ります。

1月は暖冬でしたが、2017年 – 2018年の冬は過去数年と比べると気温が低く、2月27日には最低気温氷点下9度を記録しています。萌芽のスタートは3月24日に観測され、これはドメーヌにおける平年並みの日程でした。

冬と春にはたっぷりと雨が降りました。4月、5月および6月の気温は平年並みではありましたが、開花は数日の遅れを取っています。6月1日からメルロの区画で花が咲き始め、カベルネ・ソーヴィニヨンは6月16日に完了しています。

7 月は雷雨に見舞われることも多く、暑い月でした。8月および9月には暑く乾燥した天候が続きました。着色は8月2日から8月25日にかけて進みました。

夏の終わりの暑さの影響で、メルロの収穫は平年より数日早めの9月28日にスタート。収穫最終日は10月17日、マルベックの区画での作業でした。ぶどうはいずれも最適熟度で収穫できています。赤ワイン用ぶどうの平均収量は当初の予想どおり、47ヘクトリットル/ヘクタールです。

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