ドメーヌ・ド・バロナーク2019

輝きのある黄色い外観、緑かかった光沢。

上品でエレガントな香り。白花とともに、バーベナやコリアンダー、ホワイトペッパーを思わせるアロマがほのかに香ります。シルクのようになめらかなテクスチュアがアタックから印象的で、洋梨やアニスを中心としたスパイスのニュアンスが交じり合います。味わい中盤には心地よい酸味が立ち上がり、みずみずしい風味が広がります。ミネラル感たっぷり、味わいのバランスは絶妙。調和のとれた味わいが後味まで続き、長い余韻が楽しめます。

2019

ドメーヌ・ド・バロナーク2019

アッサンブラージュ 96 % シャルドネ
4 % シュナン・ブラン

樽内育成 樽内でのアルコール発酵
フランス産オーク樽内で8ヶ月育成・熟成
1/3 新樽
1/3 1回使用樽
1/3 2回使用樽

テイスティングコメント

輝きのある黄色い外観、緑かかった光沢。

上品でエレガントな香り。白花とともに、バーベナやコリアンダー、ホワイトペッパーを思わせるアロマがほのかに香ります。シルクのようになめらかなテクスチュアがアタックから印象的で、洋梨やアニスを中心としたスパイスのニュアンスが交じり合います。味わい中盤には心地よい酸味が立ち上がり、みずみずしい風味が広がります。ミネラル感たっぷり、味わいのバランスは絶妙。調和のとれた味わいが後味まで続き、長い余韻が楽しめます。

温暖かつ乾いた天候が続いた冬を経て、ぶどう畑は萌芽(芽吹き)の季節を迎えました。萌芽は平年と比べて数日ほど早めの日程で3月18日に観測されています。春には気温の低い日が続きましたが、土壌への水分供給に関しては5月に降った100ミリメートルの雨のおかげで十分な量が確保できています。一部のシャルドネ区画は5月6日の早朝に発生した霜の被害を受けています。その結果、萌芽時に比べて植物生育のスピードには落ち着きが見られ、開花は5月30日から6月8日にかけて通常どおりの日程で進みました。続く夏には暑い日が続き、定期的に雨が降っています。特に7月および8月には数日ほど気温が36℃まで上昇した日がありました。

このような天候状況でもバロナークのテロワール自体の冷涼な特性がうまく生かされ、極端な気温の影響を受けることもなく、果実着色は8月2日にスタートし、最も冷涼な区画では8月18日に終了しています。

収穫は最も早生な区画から9月9日にスタート。平年どおりの日程で進み、9月20日に終了しています。ドメーヌに隣接する26アールのシュナン・ブランの区画では今年ようやく初収穫を迎えました。秋には申し分のない好天に恵まれ、上質な収穫を後押しする結果となりました。畑の衛生状態は素晴らしく、理想的な熟度に達したタイミングでの収穫が可能でした。

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