ラ・キャピテル・ド・バロナーク2021

赤ガーネット色の外観、真紅の光沢。

甘美でエレガントな香り。ラズベリーやイチゴを思わせるニュアンスと、リコリスっぽいアロマが交じり合って香ります。しなやかで粘性の高い口当たり。ビロードのようになめらかな織り目のタンニンが味わい中盤をしっかりと支え、芳醇で豊かな素材感が楽しめます。ペッパーや石墨を思わせるニュアンスも漂います。後味まで風味豊か。ジャムのように煮詰まった香りが余韻となって残ります。

2021

ラ・キャピテル・ド・バロナーク2021

アッサンブラージュ 46 % メルロ
38 % シラー
16 % カベルネ・フラン

樽内育成 34 % 3回使用樽
66 % 4回使用樽

テイスティングコメント

赤ガーネット色の外観、真紅の光沢。

甘美でエレガントな香り。ラズベリーやイチゴを思わせるニュアンスと、リコリスっぽいアロマが交じり合って香ります。しなやかで粘性の高い口当たり。ビロードのようになめらかな織り目のタンニンが味わい中盤をしっかりと支え、芳醇で豊かな素材感が楽しめます。ペッパーや石墨を思わせるニュアンスも漂います。後味まで風味豊か。ジャムのように煮詰まった香りが余韻となって残ります。

冬は極めて温暖で雨の少ない日が続き、赤ワイン用ぶどうに関してはい ずれの品種も3月26日から4月6日にかけて早めに萌芽を迎えました。 そ れでも過去10年では平均的日程です。シーズン始めにあたる春は概ね温 暖でしたが、4月初旬には北東から寒波が吹き込み、 例年並みの生育ス ピードを取り戻すまでに3週間強の待機期間を要しました。その後、開 花および果実結実は順調で、6月後半には暑く湿った天候が続き、7月中 旬まで継続しました。7月末までは定期的に少量の降雨があり、 朝露も 降りました。 熱波にも見舞われましたが、7月は平年と比べると涼しい 月でした。8月の気温も平年より低く、定期的に雨が降り、 その結果、 果実はゆっくりと成熟を進めています。

9月27日、最適熟度に達したメルロから収穫がスタート。 頻繁に畑に出 て果実の風味を確認し、収穫適期を判断しました。ぶどうはいずれも完 璧な衛生環境を享受して生育しています。

CLOSE
Choose your language / Choisissez votre langue:

CLOSE