20_ans_Domaine_de_Baronarques

1998年 – 2018年:ドメーヌ・ド・バロナーク、祝20周年!

 

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ドメーヌ・ド・バロナーク樽貯蔵庫の落成式にて。写真左から:ジャン=ピエール・ド・ボーマルシェ、ジャン・ラフォン、カミーユ・セレイス・ド・ロスシルド、ジュリアン・ド・ボーマルシェ・ド・ロスシルド、フィリップ・セレイス・ド・ロスシルド、ジャン=ポール・デュプレ(敬称略)© Mathieu Anglada Saison d’Or

 

フィリップ・ド・ロスシルド社代表取締役社長、フィリップ・セレイス・ド・ロスシルドは、昨日、ラングドック地方に同社が所有するドメーヌ・ド・バロナークの20周年をロスシルド一族と共に祝いました。これを機に、樽貯蔵庫の落成式が執り行われ、リムー市長ジャン=ポール・デュプレ氏および、ドメーヌが位置するサン・ポリカルプ村の村長ジャン・ラフォン氏にご列席いただきました。また、多くの地元名士およびボルドーワイン取引業界関係者にも多数お集まりいただきました。

「ドメーヌ・ド・バロナークの20周年をこうして家族と共に迎えることができ、まことに感無量でございます。我が母、フィリピーヌ・ド・ロスシルドは、この地、この地域が秘める優れたポテンシャルを直感し、1998年に同ドメーヌを購入いたしました。以来、ドメーヌ・ド・バロナークは大きく変貌を遂げてまいりました。類まれなる素晴らしい自然環境、1000年近い歴史… 弊社が所有する数々のワイナリーの中でも特別な存在です。ドメーヌ・ド・バロナークにおいては、バロン・フィリップ・ド・ロスシルド社の技術チームが誇るノウハウを結集させ、ブドウ畑および蔵に対して技術の一層の向上が図られ、バロナークのワインの品質は飛躍的に高まりました。現在ではラングドックの最高峰ワイナリーとして広く知られています」- フィリップ・セレイス・ド・ロスシルド(ドメーヌ・ド・バロナーク共同所有者兼バロン・フィリップ・ド・ロスシルド社代表取締役社長)

 

© Mathieu Anglada Saison d’Or

 

樽貯蔵庫を新たに整備

フィリップ・セレイス・ド・ロスシルドは、家族と力を合わせて、フィリピーヌ・ド・ロスシルド夫人から受け継いだ事業に取り組んでいます。そして今日、ドメーヌの歴史に新たなページが書き加えられました。ワインが誇る高い品質にふさわしい、完全なる生産ツールの整備を目指して、新たに樽貯蔵庫が建設されました。理想的な保存環境での育成・熟成が可能な貯蔵庫で、ブドウ畑での作業からボトルに詰めるまで、完璧な品質管理を保証します。ロスシルド・ファミリー所有のその他のワインに劣らぬ品質のワインづくりに注力しています。

ブドウ樹にとっても、グランヴァン愛好家にとっても、理想的で特別な場所

ドメーヌ・ド・バロナークを訪れると、誰もがこの風光明媚な景観に魅了されます。ブドウ畑は古代劇場を思わせる段状に広がっており、その中心にドメーヌは位置しています。大西洋性気候と地中海性気候の特徴が交わるこの場所において、ブドウ畑は最適な日照と理想的な降雨を享受しています。ピレネー山脈から近いこともあり、一部の区画は高地(最大標高350メートル)に位置するなど、ドメーヌは独特な地勢を有しています。夜間は冷涼で、果実はゆっくりと熟度を進め、品質の高いブドウを生み出します。ボルドー系品種と地中海系品種をブレンドすることで、ドメーヌ・ド・バロナークのワイン特有の風味が生まれます。味わいのたくましさはバランスの良さによって和らげられ、上質な複雑性が生まれると同時に、後味にまで豊かな風味と長い余韻が楽しめます。

守り神としてのマスカロン

19世紀末に築かれたシャトー本館のファサードには、演劇用マスクが表現されたマスカロンが飾られています。そもそもは悪霊を追い払うためのものでした。舞台芸術をこよなく愛するロスシルド一族を見事に象徴するものでもあり、ドメーヌ・ド・バロナークのワインラベルにもこのエンブレムが描かれています。特に迷信深いわけではありませんが、このマスカロンは、これまでも、そしてこれからも、ドメーヌの守り神としての役目を末永く果たしてくれることでしょう。

 

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